BSW(ブロック・アンド・シームレスウォール)についてより詳しく補足してみる。




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BSWについて補足してみました。

こんにちは、おすひとです。

・・・と言ってもバリバリ夜中の更新になるのですが。

今回は三井の独自の技術、BSWについてです。

BSWについてはこちらの記事、

プレミアム・モノコック構法関連 ↓↓

 プレミアム・モノコック構法とは? こんにちは、おすひとです。 今回は三井ホームの独自構法、プレミアム・モノ...

で取り上げていますが、

実は今回、別のハウスメーカーさんの所へ勉強に行った際、

壁の中の仕様についての話になったので、

ここでまた掘り下げて話していこうと思います。




 壁の中には何が入っている??

上の画像は三井ホームの壁内の構造を示したものです。

各ハウスメーカーは断熱材にどういったものを使うのか、それぞれ狙いがありますが、

三井ホームの壁の中身を分かりやすく説明していきます。

断熱材を石膏ボードと合板で挟んで終わりではありませんよ~。

断熱材にはロックウールを仕様

このロックウールというもの、一般に断熱材として仕様されるグラスウールと比べ、

吸水性、耐熱性ともに優れています。

同じ水槽に両方の断熱材を入れて浸水するか調べたところ、ロックウールは15分たっても

水面に浮かんだままだったそうです。

ということは、つまり吸湿性が低いという事ですね。

昔のツーバイフォー住宅は湿気対策がなされておらず、

断熱材が腐るという問題もあったみたいですが、

これを使えばその心配はなくなります。

また、ロックウールは耐火性能に関しても非常に持ちが良く、

耐熱実験では700度に加熱しても形状を保持、体積変化も起こさなかったそうです。

(グラスウールは300~400度で急激な体積変化が起こり、

700度の状態では完全に燃えカスです)

このように、ロックウールは非常に優秀な断熱材なのですね。

内、外からの湿気をダブルでブロック

まず内側からですが、石膏ボードで断熱材を覆う前に、

ベーパーバリアいうもので、室内の寒暖差から生まれる湿気を遮断します。

薄いビニールの膜みたいなものを使って、

湿気などの水分が入ってこないようにするんですね。

そして、断熱材のすぐ後に構造用合板が来るのですが、

ここまでくると当たり前ですが、合板の材質は『木』です。

実は木材には湿調機能も備わっており、

万が一侵入した湿気はこの木を通って更に外に流れていきます。

確かに言われてみると、そんな効果があるような気もします。

木にはそういった優しいイメージもあるんでしょうね。

そして構造用合板のすぐ後に、VFフェルトと呼ばれるものが付きます。

VFフェルトとは?・・・

低発砲樹脂性の、一定間隔でドットがついたもので、

このドット(粒、ボールの様なものです)が構造用合板との間に1.15mmの隙間を作り、

それが空気の通り道となって湿気を逃がすのですね。

また、外からの湿気もこのVFフェルトが防いでくれます。

まさに内、外ダブルでブロックですね!

ここまで湿気対策をしてきて、ようやく外壁の方にやってきました。

ただの壁のくせにめちゃくちゃこだわられてますね!

耐火性能、ここに極めし

VFフェルトの後、

フロートラスと呼ばれる一定間隔でくぼみのある下地用金網に、

スーパーファインクリートと呼ばれる外壁下地を塗りこんでいきます。

ここまで出来て初めて外壁塗装をしていくんですね。

しかしまた聞きなれない言葉が出てきました。

では一つずつ解説していきましょう。

まずこのフロートラス。くぼみがあるのが特徴なのですが、

このくぼみが目印となって、

うまくラスが左官材料(ここではスーパーファインクリート)の中心に

来るようになっています。

これにより鉄筋コンクリートのような、

従来のラスよりも効果的な補強ができるようになる・・・というわけです。

また、この補強をするスーパーファインクリート

これは三井ホーム独自の外壁下地で、

従来のものよりも、より細かい密度で骨材と特殊樹脂を組み合わせており、

これにより高耐久率、低吸水率を実現させています。

このBSWの優れた耐火性はこの記事の導入部の

プレミアム・モノコック関連で取り上げているので、ここでの説明は省かせて頂きますが、

ここまでの工夫、技術が、ただの壁に惜しげもなく使われているのですね。

三井ホームの壁、恐るべし!!ですね(笑)

まとめ

いかがでしたでしょうか。

正直私は壁のことなんて家を建てる時こそ気にしていたものの、

実際に建て始める時なんかはその知り得た知識もどこかに抜けていってしまってました。

なのでこうして改めて調べ直してみると、新たな発見があったり、

やはり素晴らしい技術が使われていたりして、

改めて三井ホームの家にして良かったなぁと感じます。

以上、最後まで読んで頂きありがとうございました!

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